八代港について
県内最大の国際貿易港
平成11年(1999年)6月に、韓国・釜山港間に県内初のコンテナ国際航路が開設されて以来、現在、韓国・釜山港間に週2便、令和3年(2021年)1月から台湾各港(基隆、台中、高雄)間に週1便のコンテナ船が八代港に寄港しています。
それにより、国内・アジアはもとより北米やヨーロッパなど世界中の貨物の輸出入が八代港で可能となっています。
平成29年(2017年)に新大型ガントリークレーンを含め、蔵置能力が従来の約1.6倍となる新コンテナターミナルの移設拡充整備が完了し、更なる貨物取扱量の増加が期待されます。
概要
利用岸壁 | -12m岸壁 |
---|---|
面積 | 56,000㎡ |
蔵置能力 | 2,442TEU |
設備 | ガントリークレーン2基(5段13列、3段8列) ストラドルキャリア3台(2台は民間所有) リーファーコンテナコンセント32口(440v 30口、220v 2口) 管理棟、CFS倉庫、危険物蔵置等 |
設備
アクセス
地図
主要地区への距離
八代市街地 | 約6Km | 約8分 |
---|---|---|
九州縦貫自動車道八代IC | 約9Km | 約12分 |
九州縦貫自動車道熊本IC | 約50Km | 約40分 |
九州縦貫自動車道鹿児島IC | 約140Km | 約110分 |
九州縦貫自動車道宮崎IC | 約150Km | 約120分 |
九州縦貫自動車道福岡IC | 約155Km | 約130分 |
コンテナ取扱実績
2023年(令和5年)取扱実績
上記の画像やPDFファイルで情報を得ることが難しい、操作ができないなどの場合は、代替手段として電話・FAXによるご説明の手段を提供します。
熊本県 企業立地課 企業誘致第三班(八代港ポートセールス協議会事務局)
電話:096-333-2514/ファックス:096-385-5797
沿革
1872年(明治5年) | 蛇瀧港に-1.5m物揚場完成 |
---|---|
1890年(明治23年) | 日本セメント[現:太平洋セメント]八代工場立地 |
1916年(大正5年) | 八代港指定港湾採択 |
---|---|
1924年(大正13年) | 東肥製紙[現:日本製紙]八代工場開業 |
1937年(昭和12年) | 日曹人絹パルプ[現:興人]八代工場操業開始 |
---|---|
1939年(昭和14年) | 昭和酒造[現:メルシャン]八代工場操業開始 |
1941年(昭和16年) | 内港修築計画着手 |
1948年(昭和23年) | 内港修築工事再開 |
1957年(昭和32年) | 内港物揚場完成 |
1959年(昭和34年) | 港湾計画策定、重要港湾指定 |
1961年(昭和36年) | 国直轄工事として外港地区建設開始 |
1962年(昭和37年) | 出入国港指定 |
1964年(昭和39年) | 蛇籠港より内港へ定期旅客船発着場移転 |
1965年(昭和40年) | 外港地区岸壁(-9m)(-7.5m)各1バース目完成 |
1966年(昭和41年) | 貿易港として開港指定、外港地区岸壁(-7.5m)2バース目完成 |
1967年(昭和42年) | 植物防疫法による木材指定港指定、大島地区石油基地用地分譲 |
1970年(昭和45年) | 外港工業用地第一工区完成(702,000m²)、植物防疫法による指定港 |
1972年(昭和47年) | 港湾計画改定 |
1973年(昭和48年) | 外港地区岸壁(-10m)1バース目完成、検疫法に基づく検疫指定港、熊本くみあい飼料立地 |
1975年(昭和50年) | 外港工業用地第二工区完成(607,000m²)、外港工業用地にYKK九州工場操業開始 |
1979年(昭和54年) | 外港地区岸壁(-10m)2バース目完成 |
1980年(昭和55年) | 九州縦貫自動車道八代インター開通 |
1982年(昭和57年) | 港湾計画改定[外港地区岸壁(-12m)2バース計画] |
1983年(昭和58年) | 外港地区岸壁(-10m)3バース目完成 |
1985年(昭和60年) | 外港地区岸壁(-10m)4バース目完成、外港工業用地第三工区完成(857,000m²) |
1990年(平成2年) | ヤマハ八代製造[現:ヤマハ熊本プロダクツ]、操業開始 |
---|---|
1992年(平成4年) | 外港地区岸壁(-12m)1バース目完成 |
1994年(平成6年) | 外国産食糧(麦)の輸入指定港 |
1995年(平成7年) | 港湾計画改定[大島地区(-14m)他計画] 南日本グレーンセンター 八代営業所(現パシフィックグレーンセンター)操業開始 |
1998年(平成10年) | 外港地区岸壁(-12m)2バース目完成、外国産食糧(米穀)の輸入指定港 |
1999年(平成11年) | コンテナ対応施設供用開始、[外港地区岸壁(-10m)4バース目]、 コンテナ国際定期航路開設[韓国・釜山港間] |
2000年(平成12年) | 「穀物のわら及び飼料用の乾草」における動物検疫指定港 |
2004年(平成16年) | コンテナ取扱い5万TEU達成 |
2005年(平成17年) | 港湾計画改定〔外港地区岸壁-14m計画等〕 |
2007年(平成19年) | -14m岸壁新規着工、コンテナ取扱い10万TEU達成 |
2008年(平成20年) | 小口混載貨物サービススタート |
2009年(平成21年) | 国内コンテナ定期航路就航 |
2010年(平成22年) | 「重点港湾」選定 |
2013年(平成25年) | 外港地区岸壁(-14m)、1バース目完成 港測法特定港に指定 |
2016年(平成28年) | コンテナ取扱い20万TEU達成 |
2017年(平成29年) | 国際旅客船拠点形成港湾指定 |
2018年(平成30年) | 新コンテナターミナル供用開始 |
2020年(令和2年) | クルーズ船新拠点の完成 |
---|